HOME > 歯並びと歯周病
先生、腫れて痛くて痛くてごはんを食べても全然おいしくないんです!!それに、前歯がぐらぐらします。 |
それはいけませんね。 では治療の前に歯周病について簡単に説明しましょう。歯周病とは、口の中に残った食べ物や汚れが原因でやがて骨を溶かしたり、歯ぐきを腫れさせたりしてしまう感染症です。しかし、Aさんの場合、問題はそれだけではありません。 |
実際のレントゲン写真で見てみましょう 赤い丸の部分の骨がないのが見えますか? これは歯周病によって溶けてしまったのです。 |
骨が溶けたりするんですか?! |
本当にとけてしまうんですね・・・。 じゃあ、この部分を治せばよくなりますか? |
歯周病の主な原因は歯垢(細菌のかたまり)やタバコなどですが、歯ならびなどの口の中の環境も深く関連しています。 |
えっ!? |
全体像でこの部分がとけていった原因を説明しましょう。 |
へぇ~。いろんなことが関連していて 難しいんですね。 |
この方の歯周病の治療は例えるなら、家の修復と似ています。 土台が傾いたままつくりなおしても、風雨に強いとは言えません。 基礎自身の考え方をしっかりした方が良いということです。 口の中も歯という土台が傾いたままでは、歯周病はコントロールが しにくいのです。歯並びを改善することでお口の環境を良くすることが 全体の歯の寿命をのばし、長く噛めるということにつながります。 歯ブラシだけでなく、力に対する診断と治療が大切だということです。 |
そうすると 治療は長くかかるんでしょうか・・・? |
当然、治療には患者さんの通院し続ける根気も必要となってくるのです。 そうやってドクターとスタッフと患者さんのチームワークで進めていくのです。 |