歯を守るための絆と財産。おもいやり、そして納得できる歯科治療

とよた歯科

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HOME > 歯周病治療の実際

初診時(平成4年9月)

・右上の前歯が動くという訴えで来院された患者さんです。

・歯並びがいびつです。

・抜歯され、なくなった歯もありますね。本数が少ないです。

・全体的に歯茎には炎症があります。

レントゲン検査

・まず、レントゲン撮影検査を行います。レントゲン撮影をすることで、歯の周りの骨がどういう風になくなっているかが、画像として、よく見ることができます。

・右上の前歯だけでなく、全体的に歯の周りの骨がなくなっています。

・歯周病ですね!

歯周ポケットの検査

・歯周病の検査には、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝の深さ)の測定と、歯の揺れ具合の検査が欠かせません。

・3mm以下が、正常なのですが、この方は、全体的に5mm以上あります。右上の歯にいたっては、8~9mmも深さがありました。重度な歯周病です。

まずはブラッシング指導から

・どんな方にでも共通する、治療の最初のステップは、歯ブラシの練習です!

・必ず、写真を撮ります。そして、パソコンの大画面で、ご自身の歯磨きの状態をみてもらいます。

歯茎の変化

・歯周病治療(主に歯石取りと、かみ合わせの調整)をやっていくと、歯茎は炎症がおさまり、こんなにもひきしまってきます。

・もちろん、毎日の歯ブラシを頑張ってもらう必要があります。

治療終了 メインテナンスへ

・歯周ポケットが無くなって揺れがおさまってきたら、しっかり噛めて、バランスのとれた噛み合わせにするために、かぶせ物の冠をいれます。

・右の写真は、冠が入って、歯周病の治療がとりあえず終了した時の写真です。

・噛みあわせが安定し、歯磨きや、メインテナンスがとってもしやすい環境になっています。

・ちなみにこれは保険治療で用いる冠です。

・患者様もとっても喜ばれています。顔貌も治療前と比べて、とっても安定しています。

歯周ポケットの変化

・歯周ポケットは全体的に3mm以下になりました。

その後15年にわたるメインテナンス 

・治療が終わったあとは、これで終わりというわけではなく、半年に1回のメインテナンスがとっても重要になってきます。

・当院では、初診時の写真のデータをずっと、保存し続けます。メインテナンスに来られるたびに写真を撮りますが、それらのデータも、絶対に削除したりしません。

・昔の写真を見ることで、患者さんは治療やメインテナンスのモチベーションにもなります。口の中の汚れや、状態が、一目瞭然です。

・いつでも、昔を思い出すことができることがとっても大事なのです。

・この方は右下の歯が1本折れてしまったため、2006年に抜歯し、いまはインプラントが入っています。

歯周病の再発は20年たってもありません!

・初診時から、20年たちます。

・残念ながら、右下の1本は、インプラントとなりましたが、今も、歯周病はコントロールされているといえます。

・メインテナンスに真面目に通われたからです。

・保険で治療した冠ですので、さすがに少しさびて着色もついてきましたが、歯周病の再発は今の所なく、とっても安定しています。

・長い間メインテナンスをしていると、その方の歴史がデータとして蓄積されます。

・その歴史は患者さんと我々スタッフとで共有でき、これからもずっと残っていくのです。


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